図書館に図書返却のために自転車を走らせていた時、急に人が飛び出してビックリ
服はボロボロ、髪も髭も…ボサボサ…40代後半の男性…

あたしが帽子で顔が隠れていたから、『オバチャン』って最初は言われたけど、顔を上げたら
『あっオネエチャンや…。ごめん…バス乗りたいやけど、お金を…』

あたしは
「図書館に行くだけやし、お金ない(マイバッグをガバッと開けて見せた。)本だけなんや。申し訳ない。」

そしたら、壁に隠れていた少年(中学生くらい)がいた…どうも息子らしい。

あたしは自転車を立て直していたら、みずほ銀行の宝くじ売場の女性が
『待っときなさい(私には「今のうちに走りなさい」ってサインを出していた)』

自転車を直ぐに動かして、図書館に到着し、返却して同じ場所を通ったら男性も少年もいなかった。
女性は宝くじ売り場で接客していた。

あの親子はどうなったのか…警察に保護されたのか。または…炎天下の中、徒歩で移動したのかもしれない。

私の住んでいる地区は治安として良いとは言えない。
社会福祉を勉強している中で、今、こんな世の中だという現実に触れている。

俗に言うトップと呼ばれる者は、真剣に取り組んでるのだろうか…